しゅりりえんえん
しゅりりえんえん つらい世界からの 呪文とのことです
この絵本に出てくる きつねの おぎん
村に住んでいる 黒ベコたぬきや ちょうちょたち トンビ サルたちと共生して 生きていた人間
海に生きる 魚たち 春の海に桜色した 鯛 美しいな〜
そんな平和な暮らしだったのが ある時 チッソの会社が来て
きつねの こんこんたろうが死んだ
時代が変わり チッソの工場が どんどん 発展すると
動物たちが自然に暮らしていたのが・・・・
人間の赤ちゃんが死んだ
神様に聞いた わたしは何も悪いことはしていません
それなのに どんどん人が死んでいく
水俣病 有機水銀が原因で 魚や貝が汚染され それを食べた人間も又死んでいった
恐ろしいなあ〜
人間が作ったチッソの会社が 豊かな自然を滅ぼした
なんとも悲しいことです
水俣病で苦しんでいる人が 今なおいるのだと言うことを
伝えていかなければと思います
しゅりりえんえん しゅりりえんえん 呪の声が聞こえてきます
この絵本は 丸木俊さんと 位里さんの絵が素晴らしいいです