インクルーシブを考える絵本です。
サッカーが競うスポーツだと思い込んでいた私には、目からウロコの取組みに唖然としてしまいました。
でも、これだけ障がいや個性の垣根を取り除いた事が実現化できるのだと認識したら、多くの啓示をいただいたようで楽しくなりました。
サッカーはもともとボール遊びだという発想でしょうか。
ボール遊びの楽しみは、先ずはボールに触れることが出来なくては成り立ちません。
ゲームの中でも、取り残されてばかりいたら楽しくありません。
特に身体や心に不得手な要因を持っていたら、参加意識も薄れてしまいます。
参加者それぞれの特性を見抜き、その特性に合せて取り組んでいくこと、しかもチームゲームとして成り立たせることは、並大抵のことではないはずです。
それを実現できたことには、いくら拍手を贈ってもいいと思います。
この絵本には、様々な個性に対するプラス評価法が示されています。
できないことを否定するのではなくて、プラス志向に向けていくさり気ないアドバイスがあります。
自分もスマイルできる取組みをしていきたいと思います。