再話が「クレヨンからのおねがい!」で、とても好印象だった 木坂涼さん。 イラストが降矢なな さんだとわかり、即(読んでみたい!)って気持ちになりました。
・きつねとつる 9編のお話の中でもとくに好きです
・よくばりないぬ 最初、息子はなかなか内容が理解できない様子でしたが、イラストをよく見せたら(あー、そういうことか)みたいな反応でした。 おまぬけな展開ですが、微笑ましいです。
・うしとかえる 子どものころから知っていましたが、とても怖くて。今でもそのイメージが強いです。 お母さんのお腹が破裂してしまうのが、凄く衝撃的だったんですよね・・・。 破裂する場面が、怖いけどとてもよく表現されていると思います。
・ひつじかいとおおかみ 今回一番印象に残りました。最後が衝撃的です・・・。 おおかみの口の中にあるのは・・・。 う〜ん、気持ちがズーンとなります。 怖がっちゃう子ども、きっといるだろうな。 お子様に見せる前に、お母さんが事前に読んでもいいかもしれません。
・きこりとおの 金のおの銀のおの の話。私が知っているのは、美しい女神さまが出てくるけど、今作では何だか得体のしれない、ちょっと薄気味悪い神様が出てきます(^^;)
・からすときつね 9編の中で、唯一初めて知った話です。 からすを騙すきつね。バチがあたるのかしら?と思いきや、騙したままでおしまいでした。 何だか悔しいなあ。
イソップどうわを探している方に、おすすめできる本だと思います。
私も小学校での読み聞かせの時は、ぜひこちらの本で読んでみたいと思います。