山下明生さんの新刊児童書ということで読んでみたくなりました。
山下さん海のお話が多いし、お得意だなあと思います。
リョウくんとお父さんが作った小さなヨットがチビチャーナ。
ヨットだから、いつも一緒というわけでなくて、置き去りにされてしまったのかな?と思うほど、リョウくんたちが来ないのでどうなっているのだろうと思いました。
待っている間のチビチャーナの健気さにうたれます。
待っている間にもいろいろなドラマはありますし、こねことの出会いが微笑ましく思えました。
最後にはほっとよかったなあと思えて、爽やかな読後感でした。