インドのある地方に住むけちな王様は、自分のことしか考えていませんでした。お米を作った人たちから、ほとんどのお米を召し上げて、飢きんの年がやってきてたら、みんなに分け与えようと言っていました。ある年、飢きんがやってきて、人々は自分で食べるお米もありません。ところが、王様は、約束を守ってくれないのです。そこで、ひとりの賢い女性がある行動に出ます。
インドの細密画風の絵が、またまた不思議な世界へと案内してくれます。数の不思議にも、おつきあいください。一日目がひとつぶ、その翌日は二倍の2粒、次の日はさらに二倍で4粒、一ヶ月目は…
驚きの結末が…
長男に、この話を聞かせたら、『新聞紙を27回折ったら、富士山よりも高くなるんだって…」紙の厚さは01ミリで、計算機を叩いてみたら、確かに…
そういえば、1月1日から1円ずつ増やしながら一年間貯金をすると…10日で、55円、まだまだ・・・一ヶ月では、496円。そんなもの、では二月末には…実際計算してみると…おおみそかには…
計算してみると、いろいろなことがわかるから、算数はやっぱり面白い、不思議で奥深いと、実感できます。