人形の家に入り込んだネズミの夫婦。
悪意のない振る舞いが、悪戯になり、家中をめちゃくちゃにしてしまいました。
でも、タイトルほど悪くないのでは?
ねずみたちが家の中でハムを食べようとしたら、ナイフが曲がってしまいました。
全て作りものだからしょうがないのですが、そこから始まるねずみの行動は見ていて笑えるものの、ねずみの一生懸命さが伝わってくるので笑いきれません。
だって、ねずみたちは真剣なのですから。
人形の家の仕組みが判った時、ねずみたちが悪さをするのも仕方がないかと思ってしまいました。
ねずみたちの真剣さには学ぶところがあります。
何しろ、自分も同じかも知れません。
作りものと本物の見分けができないときって、恥ずかしいほどに…。
ただ、最後の展開は理解ができませんでした。
結果はまずかったけれど、弁償しましたってのはおまけのような気がします。
みょうに理屈っぽくなってしまって、この展開では低学年はきついかもしれません。