読み終わったあと、この話の続きはどうなったのだろう?
と気になって仕方のない話がある。
かかしのじいさんが「めんこい」すずめを助けた後
一体どうなったのだろう?と母子して赤い目を合わせた。
春になって又かかしのじいさんにすずめ達は会えただろうか?
こすずめも親になって、親子でじいさんにちょっかいを
出しに行けているよ、きっと。と
「役に立たなかったと思われて、かかしのじいさんが
お役御免になっていないか」と心配になった娘に力説した
けれど正直私も気になっています。
何ともやさしいふんわりとした絵に包まれて、
じいさんとすずめの毎日がかかれています。
(昔イラスト集を買った黒井健さんの絵で納得しました。)
すずめに危険をしらせた時の黄昏時、逢魔が時の様な
不思議な空気とじいさんの切ない気持ちが伝わりました。
とても暖かい絵本です。