名前だけはよく聞いて知っている絵本でした。
先日、家族で動物園に行ったこともあり、どうかな、と思っててはじめて手にとりました。
はじめての狩りに出かけるのは、わかいライオン3頭。
ライオンというと「百獣の王」こわいものなし、というイメージですが、ライオンといえども、狩りに成功して、獲物をとらえるということは、とても難しいことなのだとわかります。
躍動感あふれる動物たちの絵がとても素敵です。
広い広い草原、山のむこうに沈んでいく夕日、そして、夜の暗さ、おそろしさ。
自然の美しさ、自然の中で生きていくことの厳しさなどが、感じられる美しい絵本でした。