そうべえシリーズ大好きな私ですが、このレビューを書いていません。
再び借りて読みました。
いや〜、みなさん 相も変わらずお盛んですな〜。
軽業師のそうべえ・山伏のふっかい・医者のちくあんは、今回も見事な縁で一緒に地獄へ。
三人で死んでしまった責任の擦り付け合いを見ていた閻魔様は、即「地獄行きじゃ〜!」。
地獄の中の糞尿地獄へ放りこまれるも、ふっかいのまじないで、固まってしまった糞尿地獄。
閻魔様まで引っ張り込まれていたから、さ〜大変!
閻魔様は、まじないを解いて忙しい自分を出せと言うも、ふっかいは交換条件を、・・・・・・。
見事極楽へと入れた三人は、ハイテンションではじけて踊って大騒ぎ。
ところが阿弥陀様のいうことにゃ、・・・・・・。
天国というところもなかなか自由のきかないところらしいです。
でも今度はちくあんが、畏れおおくも阿弥陀様に、・・・・・・。
ほんとにこの三人は、地獄も極楽もなんも怖いもんがないようです。
でも、薬から覚めた阿弥陀様に牢屋に入れられると、そこには絵描きのゆきえもんという男が捕らえられていて、・・・・・・。
この囚われた理由に大笑い。
さらにそうべえの技で牢屋を抜けると、千両箱の山を発見し、ふっかいのまじないで持って帰るはずが、・・・・・・。
こりゃ えらいこっちゃ〜。
ゆきえもんが調合の花のみつのジュースで、天国・地獄を引っ掻き回し、も〜〜〜、収拾がつかないめでたさです。
生き返ったとしても、つぎの臨終で、閻魔様も阿弥陀様も「このひとらは、お断りや〜」って、今度こそ言われそうですね。