これは詩だ〜〜〜〜〜。
美しい文です。
1ページ目を読んで、一生懸命私の記憶の中の“隙間の時間”を思い起こしていました。
幼い頃、この時間を感じて、『今日も終わるな〜。もっと遊びたかったな〜。』なんて玄関先で、泥んこになった足を洗っていたあの時の時間。
“向こう側の時間”は、論文のための完徹のあと、寝るに眠れず公園に散歩に出かけた学生時代のあの時間。
文のイメージピッタリの絵。
ユニークなデフォルメと美しい色彩に魅了されました。
“時間”たちの姿が、皆それらしく魅力的です。
指ぬき帽子の“すきまの時間”のキャラはとても惹きつけられました。
誰かと時間を共有する喜びを、改めて思い出させてもらいました。
大人の方にお薦めします。