「あっちゃんあがつく」のさいとうしのぶさん。
でもこの絵本はずいぶん雰囲気が違います。
さいとうさんの絵にしては何だか普通っぽいというか、おとなしいというか・・・。
やや違和感を持ちながら読み進めましたが、はるちゃんの泣く場面で「ああ、やっぱりさいとうさん!」と嬉しくなりました。
とにかくはるちゃんの泣き顔がリアルなんです。そうそう、子どもってこんな顔で泣くのよねぇと思わず笑ってしまいました。
うちの娘の泣き顔もこんなクシャクシャ顔。そして「ぎゅう」が大好きで、「ぎゅう」するとにこにこ笑顔になるのも一緒です。
お母さんでいることの幸せを味あわせてくれる、素敵な絵本でした。