新実南吉生誕100年ということで、愛知県は盛り上がっています。
子どもの頃に読んだきりだったので、読み返そうと思いました。
この「少年少女日本文学館シリーズ」は、なじみなない物や動植物をイラスト入りで説明してあるので、昔の日用品など大人でも勉強になります。
おはなし会をしていると、お話の途中で分からない言葉が出ると、「何?」と大声で質問してくる子どもが増えました。
分からないことがあると、おはなしに集中できないようです。
話の流れを損なわないように答えるのは難しいです。
この本も、そういう点では良くないのかも知れませんが、子どもが分からない言葉が嫌で読むのをやめるのはもったいなです。
美しい日本の風景を思い浮かべながら読める本です。