宮西さんのはじめて読んだ作品『シニガミさん』。
ブラック+不気味な死神の表紙が目をひきました。
シニガミに見つめられている、オオカミとコブタ。
死が迫っているという悲しい設定からこのお話はスタートします。
そんな絵本、今まで読んだことはありません。
重いテーマが、私の心にズシリと圧し掛かります。
何にも知らないオオカミとコブタ。
2匹をじっと見つめるシニガミ。
本当に死んでしまうの・・・?
ページをめくるたび、ドキドキしました。
だんだん、2匹の身体や気持ちに変化が表れます・・・
懸命に生きろ!・・・オオカミの友情に心打たれました。
さて、オオカミとコブタの運命は・・・?
それは、ぜひとも読んで確かめてみてください。
『シニガミ』の存在を、この絵本で初めて教えることができました。
一生懸命聞いていましたよ。絵も文も、最後まで夢中で見ていました。
親子でお気に入りの1冊です。