トキオとフウタという男の子のお話です。
「こうあるべき」とか「ただしい態度」を語るのは
簡単です。
でも子供は常に葛藤しつつ、反省しつつ
「ああすればよかった」と後悔もして成長するのでしょう。
フウタとトキオは友達のはずだった。でも
ともだちに囲まれていじめられているフウタを「しらない」といった。
トキオは自分の弱さを悔しくも思っただろうし
どんな気持ちだったんだろうと想像するだけで
熱い気持ちになりました。
そしてメロンのあめだまを集めるのです。
どんな気持ちだろう…の繰り返しな絵本です。
トキオの気持ち
フウタの気持ち
メロンのあめ、ビー玉・・・・と読みながら一生懸命気持ちを考えることで
少し成長してしまうような気になります。