けんちゃんは、あひるのプッカをつれて、ひとりでお風呂に入ります。体を洗っていると、先にお湯に入っていたプッカが、下のほうになにかがいるよと教えてくれました。顔を出したのは、かめでした。
それから、ふたごのペンギン、オットセイやくじらまで登場します。
「お風呂は好きですか?」
幼稚園の子どもたちに聞きました。みんな、
「だいすき〜!」
と答えたようでしたが、おやおや、ひとりだけ
「きら〜い!」
「熱いから…。」
ですって。
でも、このお話をききながら、ずっとニコニコしていました。
子どもの空想の世界がのびのびと描かれていて、誰もが幸せな気持ちになれる空間を提供してくれます。
今までは、おとうさんや、おかあさんといっしょに入ったお風呂。そろそろひとりで入れるかなという頃は、ちょっと不安があったりするもの。でも、こんなお風呂だったら、本当にいいのにね。
おとなだって、楽しめそうです。でも、このお風呂は、子ども限定!