はなはな・みんみのお話の第4作目、冬ごもりまでのお話です。
みなみの森に冷たい風が吹き始め、そろそろ冬ごもりの準備が始まります。
もちろん、ご近所さんと手伝いあいながら。
そして、とうとう雪が積もり始め、はなはな・みんみは雪遊びを始めますが・・・。
そりやスキー、雪だるまなんて、楽しさが伝わってきます。
雪だるまを寝かせて作り「巨人の昼寝」なんて、素敵な発想です。
子どもにとってワクワクする雪ですが、白ひげじいさんやたけびとうさんは
自然の厳しさもきっちり教えます。
はなはなとみんみもちょっぴり怖い体験もしますが、
きっとその教えが身に沁みたと思います。
もちろん、読者にも。
叱り付けるのではなく、ゆっくりとかみ締めるように諭すたけびとうさんの姿は
親として見習いたいですね。