タイトルが強烈で、手にとってしまいました。
はせがわくんのことをどうしてきらいなのか、いろんな描写がされています。でも、きらいといいながら、友達としてつきあっている男の子。口に出していることばにはとげがありますが、心の中は、やさしさでいっぱいだったのではないでしょうか。
この本のはせがわくんが、作者のことであるとは、かなり衝撃でした。自分自身のことを、このような形で表してくださった勇気に感謝したいとおもいます。
たくさんの人々がこの本を読むことによって、ヒ素入り粉ミルクのような悲惨なできごとがあったことを忘れずに心に刻むことができると思います。今もこれからも絶対にあってはならないできごととして。