病院での診察、話せばわかってくれる年齢になるまではすごく大変ですよね。私も娘と「びょういんごっこ」と称して診察のまねをして、お医者さんがこわいことしてるんじゃないってことを分らせようとしたり、口をあける練習をさせたりと苦労したことがあります。でも、その時期にこの絵本に出会っていたらそんな苦労しなくてよかったかも!
ノンタンが風邪をひいて、病院にいくところを見て子供たちは「あぁそうか、先生に診てもらわなきゃだめなんだ」とおぼろげにわかるでしょうし、先生の診察を順を追ってみていくうちに、「そういえばこんなことしてるな」と思うだろうと思います。
そして最後に風邪が治って「せんせいありがとう」って言いにいくノンタンとうれしそうなくま先生の顔を見たら、病院は怖くないんだなって感じてくれるんじゃないかと思います。
私と娘は、ノンタンが熱をはかってもらっているときのしゅんとした顔がかわいくて、一緒に笑ってしまいました。