最近、テレビでも、こういう「守ってくれている人」を診断する番組を見かけます。
自分自身、なんとなく、そういうものもあるのかなー、といった風に感じています。
このおじいちゃんも、何十年も「運よく生きてきた」ようです。
私もそう。「運よく生きてきた」のです。
生きていることに、感謝していきたいと、思わせてくれました。
あとがきを読んで、この時代背景を知り、「どうにもならないこと」をむなしく思います。
この本の「どうにもならないこと」は、戦争とか、間違った指導者の歴史とか、そういうことで、実は、人的なことなのです。ひとりひとりの力では、「どうにもならないこと」ですが、「どうにかなったはず」のことでもあると思うのです。
今、私たちに出来ること。
それは、間違いを反省し、繰り返さないこと・・・では、ないでしょうか。
そんなことを痛感した絵本です。
個人の「幸せ」と、みんなの「平和」
そんな、全く違う二つのものを感じさせてくれました。