新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

さとる」 てんぐざるさんの声

さとる 作:椎名 桜子
絵:内田 春菊
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\961
発行日:1991年04月
ISBN:9784751514368
評価スコア 4
評価ランキング 30,016
みんなの声 総数 2
「さとる」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • お母さんの顔に注目!

    イラストは有名な漫画家内田春菊さんです。
    子を持つ母となってから、どうも、こういう「母と子の物語」に手がいってしまいます。
    内容は、絵本の表紙だけでは見抜けないほど、いいお話!です。
    もちろん、内田春菊さんのイラストも、この絵本をものすごく引き立ててくれています。

    主人公のさとるクンのお母さん、実はとっても美人さんなのに、最初さとるクンにはピーマンに見えてしまうんです。
    なぜって。お母さんが「ピーマンを食べなさい」って、いうから。
    さとる君はいいます。
    「おとなになると…
     どうしていろんなことが自由になるの?
     ぼくも、
     自分のことは自分で決めたい。
     おかあさんみたいに。」

    すると、お母さんはさとるクンにおとながどれだけ大変なのかを諭します。
    (この絵本を読んだ時点で、子供達には理解できるかどうか分かりませんが、すごくいいことをいってくれるんですよ)
    おとなは自分で選んだら、選んだことを決して途中でほうり出さないこと。
    選んだことに責任を持つこと。
    そして、選んだことに決して後悔しないこと。
    (この、シーンのお母さんの顔の移り変わりに注目!最大の盛り上がりのところです)
    これを聞いて、さとる君はおとなになって選ぶことは大変なんだと、何となく理解します。
    で、最後にお母さんが一言。
    「だから今は、とりあえず、そのピーマンを食べなさい。」最後まで、たっぷり楽しませてくれる作品です。

    投稿日:2003/09/22

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「さとる」のみんなの声を見る

「さとる」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / がたん ごとん がたん ごとん / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(2人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット