2歳の息子が図書館で、「あ、がらがらどんだ!」と言って取り出した絵本でした。確かに裏表紙の絵がそっくりです。リトアニアのお話なので、がらがらどんの故郷とは、森の様子が似ているのでしょうね。
息子は悪魔が何なのかとか、おわびをするとか、そういうことは分かっていないのですが、とにかく悪魔がお気に入りです。それも主人公の小さな悪魔ではなく、たくさんの大きな悪魔がでてくるページが一番気に入っています。結構長い話なのによく読みたがります。
大人からみると、最後はいじわるな地主が死に、まじめでやさしい木こりが幸せになってすっきりします。ちいさな悪魔の知恵もすばらしいです。
大きくなるまで楽しめる絵本だと思っています。