無精者で気ままな毎日を過ごすブタのイザベルが恋をしてしまいました。
とてもかわいくって、いじらしい純愛のお話です。
「リサとガスパール」シリーズ同様に、ハレンスレーベンの描く絵のタッチは素晴らしく、登場人物のキャラクターが魅力的で誰でも好きになってしまうでしょう。私は、この世界観が大好きです。
絵画の中の天使に心を奪われ、美術館に毎日入り浸るなんてロマンチックなストーリーですよね。
そんなイザベルが、唯一、嫉妬の対象とした恋のライバルは、なんと美しい女神の像でした。レベルが高いのには、驚きです。
とにかく恋する女の子のラブストーリーに、子供よりもママの方が夢中になってしまうこと間違いなしです。