娘が幼稚園のころにシリーズの他の絵本、「たべもののたび」などを読んで大変気に入っていましたが、「脳・心」がテーマのこの絵本は少し難しいかもしれないと思い、先延ばしにしてきました。
小学生になった娘に、この絵本を読みましたが、大人が読んでもわかりやすく、そして深いです。
赤ちゃんの行動、悪いことをしてしまう人のこと、酔っ払いの行動など、具体的な例をあげて、わかりやすく説明しています。
脳と心の関係についても触れられていて、
「あなたのともだちは、こころがきれいなひとですか?」「うつくしいこころや たくましいたましいや かしこいかんがえは みんなあなたの のうの はたらきのあらわれです」
など、どきっとしてしまうような言葉もあります。
説明することが難しいテーマを、とてもわかりやすく、しっかりと説明してくれている絵本です。