バイオリンを習い始めたばかりのルミちゃんの表情から絵が始まるのですが、それがとっても悲しそうな表情です。
一生懸命練習しているのに、なかなかきれいな音が出せなくて、イライラしているんですね。
そこに森の動物達がやってきます。
そこで、ルミちゃんのバイオリンを聴いて【へんな音】と言ってルミちゃんを怒らせてしまいます。
ルミちゃんは動物達に音楽を知ってもらおうとテレビを見せたりオーケストラの演奏を聴かせたりします。
でも全然ルミちゃんの言う音楽が伝わらず、ルミちゃんはますますイライラするばかり。
ある日、ルミちゃんは動物達の音楽会に招待されます。
そこで耳にした音楽は自然の音で、それを聞いているととっても優しい気持ちになることができました。
この最後のシーンでルミちゃんやっと笑顔になるんです。
自然の音の素晴らしさ、癒しの力みたいなものも感じましたが、ピアノやバイオリンを学んでいる小さな子ども達が音を楽しみながら本当の音楽を奏でられるように・・そんな願いみたいなものも感じました。