タイトルと訳者今江祥智先生の名に興味を持ち手にとりました。
主人公の男の子が、いなくなった飼い犬を見つけるまでのお話です。
愛犬がいなくなった時に見た(気がする)怪獣。
そいつに食べられちゃったんじゃないかと、愛犬の足跡を頼りに追跡の大冒険へ。
先々でどんなものが出てこようが、「へっちゃら へっちゃら」って自分に言い聞かせ前へ進む主人公。
その想像の障害たちの退治法も愉快!愉快!
あらいぐまの帽子をかぶって追いかける姿もなんか面白い!
ラストの“めでたし めでたし”にクスリとして、この可愛い冒険を覗けて心がほぐれました。
カバー折り返しの今江先生のコメントも、楽しく読めました。