とっても、素敵なお話です。男の子、女の子問わずして、読めると思います。絵も大好きな、とりごえまりさんでしたので、親しみ易く読むことが出来ました。
「カえる」には、「力+得る」と言う、メッセージが込められていると、表紙カバーに書いてありましたが、頷けました。
ごく平凡な力える君は、自分の良さに気付かず、お隣りのカえる君をいつも羨ましがっていました。ふとしたことから、自分が持っている本当の宝物(よさ)を気付行きます。
読んでいて、嬉しくなっちゃいます。
携帯電話を掛けた正体も、名前こそ出て来ませんが、どのページにも登場してきて、いつも後ろで見守ってくれていて、ほっとします。子供といっぱい、会話しながら、読める作品だと思います。