マックスは典型的ないたずら元気な男の子。お母さんにしかられて、部屋に閉じ込められ、怪獣の住むイマジネーションの世界に旅します。「Go to your room!(お部屋に行ってなさい!)」はこちらでは怒られた時のお決まり文句。子供って、しかられて部屋に入ったら、こんな風にしてまた自分の世界を楽しんでしまうのでしょう。最後に再び現実に戻り、温かいお母さんのもとに戻ることができる。この安心感が子供時代には大切なのだと思いました。
この作品は米国では古典ともいえる絵本。だれもが子供時代に読んでいるようです。わたしは大学時代にセンダックの作品に魅せられて、ちょっと夢中になりました。
子供と遊ぶため、怪獣2匹のマスクをフェルトと毛糸で作り、子供たちが大暴れしたい時にかぶせています。二人ともこれをかぶって怪獣ダンスをするのが大好きです。