シャーロット・ゾロトウの文、H・A・レイの絵による1944年の作品です。
原題は、「The Park Book」
お話は、田舎に住んでいる男の子が、おかあさんに公園ってどんなとこって聞くところから始まります。
それから、公園の一日の風景が克明に描かれていきます。
朝・昼・夜と一変していく様は、絵を見るだけでも楽しいものです。
公園にリスがいるあたりは、セントラルパークを彷彿させるような設定だと思います。
ただ、この絵本を読んで、子供がどの程度楽しめるかは評価がわかれるところで、子供の絵本に求めるものによっては高い評価にはならないかも知れません。
文章も多いし、登場人物も少し難解なので、小学生になってからの絵本でしょう。