今年の5月から、市内の小学校での読み聞かせ隊に所属させていただき、
そのデビューに、2年生の朝の読書タイムに読み聞かせしたのが、この本でした。
本を出したら、「これ、僕大好きな本!」と、叫んでくれた男の子がいて、その一言で、教室中がとっても好意的で、いい雰囲気になりました。
最初のピアノの音から笑い声。
予想通りトイレットペーパーのとこは大笑い!
想像以上にももたろうのページもうけていました。
こんな風に遊んだら楽しいだろうなぁ。
最後、文章が終わった次のページに、ふきとばされた子供たちが
親のもとへ飛んでいき、キャッチされるシーンが描かれているのですが、
見えにくいかな…?文章ないけど、伝わるかな?って思ってたら、
ちゃんと「お母さんのとこに飛んでった」って言ってた子もいて。
楽しく聞いてくれて、内容も伝わったんだなぁ〜って、すごく嬉しくなりました。
私のデビュー戦、この本にして大正解でした★
ページをめくると、こうくるの?と思うような展開に、とってもリズムがよい文章。
そして、美しい色のイラストと切り紙。
昔なつかしの黒電話が出てくるけど、古さを感じさせません。
愛情たっぷりの、とっても素敵な一冊だと思います。