復刻版の『ちいさいモモちゃん』を読んで以来、息子がすっかりモモちゃんファンになったのでシリーズ全部を図書館で借りてきました。
この巻は、森に住むおいしいもののすきなくまさんの家にモモちゃんがお客さんに行く話です。くまさんはモモちゃんにシチューを作ってくれて(そのできる過程がとても美味しそうなのです)、二人で食べるのですが、大きいお皿で食べていたはずのくまさんが先に食べ終わってしまい、お皿とお鍋と手を舐めた上に、「こどもっていいな。おくちがちいさいからいつまでもおいしいものがたべられるんだ」と言うのです。
何て発想なんだろうと思う一方、確かに子供は食べるのに時間がかかるぶん、長いこと味わっているとも言えるなあと感心しました。
息子はむしろ料理の場面が気に入っているようです。シチューも好物なので、わくわくしながら煮えるのを待っています。