息子が龍に興味を持っているので借りてきました。
春の訪れを告げる龍がまゆの元へとやってくるお話です。
前半の準備をするゆったりとした時間から、
龍の登場によって物語が一気に加速、
ダイナミックに、迷いなく描かれた龍の姿と
その動きに目を奪われます。
そしてその後の子どもの龍の優しい抱擁…
とぐろの中に抱きしめるなんて・・・
龍ならではの素敵な愛情表現がとても素敵です。
息子はこのシーンが大好きで、
「ママ、龍になって抱きしめて!」と
同じようにしてほしいとねだってきます。
冬から春に切り替わる季節にぴったりの一冊です。