ととさんがおなかが痛いと、おしょうさまのもとへ。おしょうさまは、かえるをのむことを勧めます。ここから、いろんなものを勧められて飲むのですが。。。
ととさんが勧められては飲み、痛がっては、またちがうものを勧められて飲む。この繰り返しが大人してはたまらなくおもしろく、次は何を飲み込むのだろうと変な期待をしてしまいました。
でも、息子はちがったようで、ととさんが変なものばかり飲み込むので、かなり心配したようす。おもしろがるどころか、どんどん不安な表情に。気持ちが本の中に入り込んでいる証拠ではありますが、親としては、そんな息子のようすをうかがうのもおもしろかったです。
読み終わった後は、「ととさん、よかったね!」と息子も一安心。息子にとっては、節分に出てきた鬼の悪夢がよみがえってくる内容ではありましたが、忘れられない一冊となったのはまちがいありません。