絵も構成もとても素晴らしいと思います。
でも、絵本でありながら文字が一つもないこと、ストーリーが難解で絵から物語を感じ取れる年れでないとお薦めできないのが残念です。
そうだな〜、SFチックな世界観が好きなお子さんなら小学校の高学年くらいからでもいいと思いますが、どちらかというと、中学生・高校生の皆さんにお薦めです。
ちなみに「アライバル」という言葉の意味は、
到着。新しい製法・製品などの出現。季節・行事などの到来。やってきた(引っ越してきた)人。新顔。新参者。誕生。赤ん坊などの意味があるそうです。
この絵本はまさに、この言葉の集約といった感じで、
作品に触れれば、「アライバル」という言葉の意味が呑み込めると思います。