戦争と平和の本、特集でも組んでない限り、図書館で見つけるのはけっこう大変です。
「長崎平和絵本シリーズ1」となってるので、他にもあるのでしょうか?ぜひ読んでみたいです。
題名からわかるように、長崎に落とされた原爆のことを、つぶやきのような短い文と、擬音語と版画でかかれた絵本です。
「ピカドンをゆるすな!」という、一番伝えたかったメッセージはわかるのですが、版画がとてもきれいな色を使っていて、物が吹き飛ばされ、壊され、赤ちゃんが泣き、動物も人間もみな消えてしまい、黒い雨が降る・・・という壮絶なシーンが、明るすぎる気がします。
原爆がどんなに悲惨なものなのか、子供たちに伝わりにくかったのが残念です。