表紙のぴよちゃんの無邪気な寝顔が、子供に似ているなと思って手にとりました。やわらくてふわふわして抱っこしたくなるところも子供と一緒です。
満月がきれいな夜は、寝るのがもったいなくなります。銀色にぴかぴか輝く満月を見ていると、目がさえてきます。
だから、ぴよちゃんが窓からとびだした気持がよくわかります。満月がどんなにきれいでも、夜のお散歩は危険でなかなかできません。ぴよちゃんはねこさんと一緒に出かけられてよかったですね。しかけをめくるたびに、ぴよちゃんの楽しさが伝わってきます。明け方、ねこさんの背中でねむってしまったぴよちゃんがほほえましいです。
満月の夜の森の散歩ができたらいいなと思います。きっといろいろな発見があるでしょうね。