この本を目に止めると、すぐに手にとった
私も悲しいのかもしれない、そう思った
「『悲しみは、私の悲しみ』であって
他の誰かが必要になってくる」と作者ローゼンは言う
それは、共感してくれる誰かだ、と訳者谷川は言う
誰かがいても、癒えるのは一時である
悲しみは、説明できない
大切なひとを失うと、みんなこうなんだね・・・
ろうそくの灯りをみると、誕生日と
仏壇の向こうと両方を、思い浮かべてしまう
悲しいひとを慰めるものは
このろうそくの灯りの向こうで
きっと見つめているだろう大切なひとと
ゆっくり語り合い、微笑みを思い出すまでの
ながいながい時間ではないかと、思うのでした
大切な思い出を書き記してくださって
ありがとうございました 感謝