ママのけがにより別れたパパとヴィンニとの三人暮らしが始まります。
感受性が鋭いヴィンニには一巻に続き好感を持って読めました。
ただ、この巻で気になったことが一つ。ヴィンニの初恋でパパが自分の経験を話す場面があります。スウェーデンは性教育が進んだ国ということを聞いたことがありますが、8歳の女の子に話す内容であるのか?ということを、その場面を読んだ時に、日本人の感覚では違うのでは?と思いました。
文化の違いと言えばそれまでなのですが、親として読んだので、子どもが読んだら受け止め方は違うのか?その辺はよくわからないのですが。
それ以外は、スウェーデンのクリスマスの様子がよくわかったこと、ルシア役を立派につとめたヴィンニ先生がけちをつける場面で、ママが
毅然として反論する場面もよかったと思います。