LDについては知りませんでした。
しかし、この本でトリシャというLDを抱えた女の子と出会いました。
彼女の痛みはいかばかりだったでしょう。
友達に付いていけないジレンマ、いじめ。
決して本人のせいではなく、生まれ持った特長であるのに
周りと違うとどうして冷たい仕打ちを受けるのでしょうか…。
フォルカー先生の「人をばかにするほど自分が偉いと思ってるのか」
と言う言葉に涙が出ました。
障害を乗り越え、儀式の本を抱きしめた時、
彼女の努力、先生や家族の想い、新しい門出に胸がいっぱいに
なりました。
何の障害なく成長していく子達へ、
様々な痛みを温かい心で迎えられるようになって欲しいと思います。
ポラッコの著、チキンサンデーも是非読んでみようと思います。