狂言はなんとなくむずかしそうだけど、じつはとてもシンプルなお話です、と解説にあります。絵本でみると、ほんとうにわかりやすくて、とても深いお話でした。
殿様に、「さるのけがわをよこせ」といわれた、さるまわし。大切な大切なさるを苦しめないために、つえをふりあげます。そしてページをめくると、何も知らない、さるはけなげに芸をはじまます。
さるまわしとさるの、気持がつたわってきて苦しくなりました。
殿様やさるまわしの声がきこえてきそうな、いきいきした絵にひきこまれます。
機会があったら、舞台をみてみたいです。