前から「創立記念日ってどうしてお休みなんだろう?」って思っていました。子どもの時は恥ずかしながら「まぁ、お休みはうれしいから、どうして?なんてどうでもいいや」と思っていました。親になってからは、「何か行事をすれば記念になっていいのに・・・」と思いましたが、それが学校側の提案なら押しつけになるのかなと思いました。
このお話のように、通うみんなが「きれいにしよう!!」と考えたのはとてもステキです。私も自分がそう考えられなかったので恥ずかしく思いました。このような気持ちを経験したら物を大切にする心が養われますね。いつまでも持ち続けて欲しいです。
私の知っているある学校では、卒業前の6年生が特別教室(図書室など)を大掃除してくれます。それは子どもたちが自発的に言い出した事ではなくて、毎年の行事なのですが、私はその行事が好きでした。どんなきっかけでその行事ができたのか分かりませんが、一生懸命きれいにする姿は卒業を前にした6年生の自覚ある立派な姿でした。この本のみんなのように・・・