私が小さい頃には、ムーミンというと、テレビでやっていたので、見た瞬間、
「わ、なついしぃ。」
でした。ムーミンの絵本なんてあるのね、と思って。
だけど、子供たちは、このムーミン自体を知らなくて、とても新鮮だったみたい。
ちょっと気になって手にとった絵本ですが、これは、けっこう真面目なお話です。
ムーミンは、1人考えています。自分だけが持っているものって何だろうって。
そして、自分だけの宝物探しに出かけます。
そして、最後にわかったことは...
ムーミンの持っている宝物は、みんなのことを考えられる心。
宝物って、けして目に見えるものだけを言うんじゃないんだよ。
ほんとに大切なものって何かな。
けして、なくしてはいけないものって何?
6歳の息子には、ちょっと難しかったでしょうか。
でも、「自分らしさ」「自分って何?」っていうことを意識するようになった年ごろの子と一緒に読むといいかも、です。