図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
ある日、ムーミンは考えていました。
ママはハンドバッグ、パパは帽子。
スナフキンはハーモニカを持ってるし、みんな特別な自分だけの宝物を持っている。
でも、自分にはなにもない・・・。
そこでムーミンは、自分だけの宝物を探しに出かけます。
夢中で探しますが、自分だけの宝物は見つからず、
森の中で迷子になってしまい・・・?!
自分だけの特別な何かが欲しい気持ち。
ムーミンの気持ちがとてもよくわかります。
娘たちは、ムーミンの宝物が見つからないのを心配そうにしていましたが、
最後のママの言葉に納得。
「ムーミン、優しいよね!」と言っていました。
“見えないけれど、見える宝物”。
そんな宝物がたくさんあることを知ってもらいたいなと思いました。
幼稚園くらいのお子さんからオススメですが、
なんとなく自分にはいいところがない、と自信を失いかけているお子さんたちにも
読んであげたいな、と思いました。