ポッポの7番目のおはなし。
日の光が優しい穏やかなある朝、優しいおばあちゃんと仲良しのピートは、せっせと家のお掃除で忙しそう。
ポッポが手伝おうとすると、「外で遊んでおいで。」といわれてしまいます。
寂しくなって外を歩き回っていると、突然森の向こうから大きな声が。
大きなくまのおじさんに出会ったポッポは、助けてもらったお礼に絵を描かせてくれました。
ポッポは、好きなものを胸に思い浮かべながら描きました。
すると、さみしかったことがどこかに飛んでいって、みんな好きという気持ちだけが残ったのでした。
そして、家に帰ってみると素敵なことが・・・
メルヘンチックな絵がとっても気に入った娘。
今回も可愛いポッポが大活躍。
困っていたくまのおじさんを、ポッポの不思議な力で助けます。
さみしい想いもしたけれど、ポッポが描いた絵が現実になってよかったね。
元気のないポッポを心配してくれるみつばちのピッチ、素敵なおばあちゃんとピート、もちろんくまのおじさんだって、魔法のキャンパスで絵を描かせてくれた心優しいくまさん、そしてポッポの一番大好きな・・・
ポッポの周りには素敵なひとたちがいっぱい。
みんなそれぞれポッポを愛を持って見つめています。
素敵だな〜。
娘は、題名にあるように、「いちばんのたからもの」がわからなかったみたいだけれど、もっといろんな人の優しさに触れていけば、きっとそのうちわかるときがくるよ。
また、時期をみて読んであげたいな。