おかあさんをひたすら待ち続けるぼうやがとても愛おしくなります。おかあさんでなくても、寒さで鼻の頭が赤くなった坊やを抱きしめたくなります。いつまでもいつまでもただひたすらおかあさんの帰りを待ち続ける坊やが孫の姿と重なって切なくなりました。孫もパパがお迎えに来ると思って暗い玄関まで這って行って待っています。幼い孫をじいじ、ばあばに預けて夜勤勤務をこなす娘の気持ちを思うと益々切なくなってしまうのですが・・・・・・
坊やのひたむきな気持ちもおかあさんは知っててもどうしょうもない事情があると思いました。可愛い坊や、やっとおかあさんに逢えて仲良く手を繋いで雪道を帰る姿を見つけてほっとしました。韓国語の原文を孫に読む娘の姿を思うと、どうしても涙が出てしまいます。