さる、かに、うす…なんだか不思議な組み合わせですが、そこが面白いです。2歳の息子と読みましたが、初めは話の途中で次へ次へとページをめくっていました。4、5歳からが目安ですし、やはり好きではなかったのかな〜と思っていましたが、もう1回とアンコールされること数回。何度も繰り返し読みました。最後までちゃんと聞いていられないこともありますが、なんだか気に入ったようです。2歳は2歳なりに、このお話しと向き合っているようです。
昔話はこどもたちの好きなキャラクターは出てこないし、時代背景は今とは違いますが、昔話には昔話のよさがあります。私も小さい頃、昔話たくさん読みました。今でもいろいろな昔話を覚えています。それはきっと、昔話から感じ取ることがたくさんあったからだと思います。さるかにがっせんを読んで、お友達にいじわるしたらいけないよ〜ということを自然に感じ取れる年齢になるまで、繰り返し読んであげたいと思います。