銀色の世界、真っ白のベースに鮮やかな赤と黒が際立つ美しい鶴。まさに美しい日本の昔話の代表作だと思います。
老夫婦が助けたと覚えていたのですが、作者によってお話が少しずつ変わるのも読み比べ甲斐があっていいですよね。
昔話にもたくさんの種類がありますが、こちらは恩返しをする為、自分を犠牲にし、最後はさよならが待っている切ないお話です。
一度は子供にきちんと読み聞かせてあげたい内容だと思います。
約束を守れなかったおとこですが、それは相手を心配する気持ちから約束を破ってしまっただけなんです。
うーん、、切ないです。
同時にやっぱり古くから伝わる日本を代表するお話なんだ、と納得です。