はじめて表紙を見た時は、これはいったい何?と正直思ってしまいました(笑)龍だと分かってびっくりしました。こんなに可愛くて、愛くるしい龍なんて見たことがありません。表紙を眺めてるだけで癒されちゃいます。ストーリーも、不思議で個性的な楽しいお話しでした。
ハオちゃんは、龍なのに飛べません。そんなハオちゃんを、とうさんもかあさんもにいさんも、みんな暖かく見守ってくれます。家族愛が、ひしひしと伝わってくるような、素敵なえほんでした。また、人はみんな同じではない、それぞれに個性があり、その個性がとっても大切なんだと教えてくれるようなお話しでした。幼稚園や小学校、こども達は集団生活に入り、たくさんのお友達と出会います。そんな中で、お友達と助け合うことの大切さを、この絵本からこども達が感じとってくれたら嬉しいなと思いながら読みました。