ひな祭りの時期に息子にと親子で読みました。かこちゃんにはかこちゃんだけのお雛様がありません。わかります。この気持ち。私も妹になるので、私だけのお雛様はありませんでした。でも、おとなりのお友達の家に東京に仕事に行っているお友達のご両親から届いたお雛様を見てうらやましく思ってしまいます。そんな、さみしそうなかこちゃんのためにお姉ちゃんがかこちゃんのお雛様を作ってあげようと家族みんなに提案します。家族みんなも協力してくれます。かこちゃん一家はなんて、あったかいいい家族なんだろうと、心が温かくなりました。そして、ひな祭りの前の日、かこちゃんのお雛様が完成し、ひな祭りの朝、起きてきたかこちゃんは素敵なかこちゃんだけのおひなさまと出会えます。
そして、かみねんどで作るお雛様の作り方。これは作ってみたいねぇと息子とウキウキしながら読んでいます。
とにかく、心がなんだかほわっとする絵本だと思います。