仕掛け絵本は壊れやすいため、市の図書館にはありません。
電車好きの息子の3歳の誕生日に買いました。
たとえば、機関車の絵の、運転室、ボイラー、火室、などの上の紙をめくると、その中がわかる絵が描かれています。
一つ一つめくって読んでみると、機関車の動く仕組みがわかるのです。
機関車だけでなく、電車や汽車、駅など、鉄道にまつわる様々なものの仕組みを知ることができる絵本です。
電車好きの息子には、今まで200冊近くの電車絵本を読んできましたが、その9割が日本の電車や駅が描かれているものでした。
海外の翻訳絵本の中でも、電車や汽車の仕組みがわかる絵本としては、もっとも詳しい絵本といってもいいと思います。
ただし、電車が好きな上級者向けの絵本だとは思います。
200年前に初めて作られた蒸気機関車、世界で一番速い機関車、世界一豪華なオリエント急行など、様々な車両を紹介。
順を追って読んでいくと、世界における鉄道の歴史もわかります。
日本の新幹線が描かれているページではちょっと嬉しくなってしまいます。新幹線は世界の鉄道の歴史を変えました。
日本人として誇りに思えます。
5歳になった今でも、息子は時々一人で読んでいますが、当面保存版の絵本です。