息子の夏休みの宿題が「戦争を深く考えよう」ということで、20冊ほど読みリストを作ってみたところ、
原爆に関しては広島関連の方が多く、広島比べ長崎のものが少ないのでは?と思い「長崎 原爆」で検索をかけて出てきたのがこの本でした。
宿題の内容としては手記・日記のようなものが好ましいとあるので、6
人のインタビューから成り立つこの本はどうだろうと読んでみたのがきっかけです。
体にも心にも刻まれた原爆の傷跡。この方々は幾夜眠れぬ夜を過ごされたことだろうと思うのです。
戦争を経験したことのない世代である私には読んで感じること、考えることしかできません。
戦争関連の本を読んでいくうちに、戦争の本を読むには気力がいることそして、子どもにと勧める前に大人がまず読んでみるべきではないだろうかと。
過去を知り今をしっかり生きるということを考えるのであれば、大人がまず読んでみる、そんなことを思いました。
平和は当たり前なことでできているのではない。戦争のない今が続いていくためには?大人は大人の責任としてそのことを考えていかなくてはいけないのではないだろうかと思うのです。